※11/19非公開【見逃し配信】ROM制限が原因となるADL低下に対するアプローチ（手部・手関節編）～原因筋の特定とストレッチ効果を高めるポイント～

受講者の声

（OT５年目：満足度10/10点）
病態についてより詳しく学ぶことが出来た事。ストレッチングを一つ例にあげてもその治療法の有用性などの考察の視点などを知ることができた。

（PT８年目：満足度9/10点）
手部・手関節のストレッチをテーマにした講習があまりみられず、初めて参加してみましたが、評価や治療の考え方の幅が広がりました。

ADL動作を制限している原因筋の把握と改善方法

こんなお悩みはありませんか？

「痛みの訴えに対し、その原因筋が特定できない」
「ROMは改善しているのに、ADL動作の改善に繋がらない」
「ストレッチを実施しても、効果がすぐに戻ってしまう」

また、

・ペットボトルの蓋が開けられない
・ドアノブが回せない
・書字の際に手が痛む
・コップで水を飲む動作が困難
・歯磨きで手が疲れる

こうしたADLの制限に対して、ROM-ex.や筋力トレーニングを行っても、なかなか改善が見られない経験はありませんか。

実は、ADL動作の制限には、

「どの筋が」
「どのように制限因子となっているのか」

を正確に把握することが不可欠です。

本セミナーでは、

✅手部・手関節のROM制限がADL動作にどのように影響するのか
✅原因筋をどのように特定し、効果的にアプローチするのか

を徹底解説します。

このセミナーを受講することで、

ROM制限を持つ症例に対して「なんとなく」ではなく、明確な根拠を持ってアプローチできるようになります。

そして何より、患者さんの「ペットボトルの蓋が開けられるようになった」「書字が楽になった」「ドアノブが痛みなく回せるようになった」「料理ができるようになった」という、

具体的なADL改善の喜びを、より多く経験できるようになります。

明日からの臨床を変えたいセラピストの皆様のご参加をお待ちしています。

このセミナーで学べること

１．ADL動作と手部・手関節の関係性
「書字困難→手関節背屈35°が必要」
「ドアノブが回せない→手関節背屈45°掌屈40°が必要」
「歯磨きが困難→手関節背屈40°掌屈35°が必要」
など、具体的なADL動作に必要な機能的可動域を理解できます。また、物体の把握や手指屈曲の際に安定する肢位として手関節背屈・尺屈5°が重要であることなど、実践的な知識が身につきます。

２．背屈・掌屈制限の原因筋を正確に触診する技術
手関節に関わる主要な筋肉の触診ポイントを実践的に学びます。
特に圧痛所見が出現しやすいポイントを押さえることで、臨床で即活用できる触診スキルが身につきます。

３．前腕回内外制限と手指のアプローチ
前腕回内外制限に対する方形回内筋へのアプローチやDRUJの評価方法、さらに母指対立筋、小指対立筋、短母指外転筋、短母指屈筋、母指内転筋、短小指屈筋、小指外転筋、虫様筋など手内在筋の触診とストレッチ技術を習得します。

４．疾患に応じた評価とアプローチ
CTS（手根管症候群）、ばね指、テニス肘、de Quervain病、橈骨遠位端骨折術後、肘部管症候群、ギヨン管症候群など、各疾患に特異的な筋の柔軟性低下や圧痛所見を理解し、効果的なストレッチ方法を学びます。
虫様筋のtightnessによるPIP関節伸展制限など、疾患特有の問題にも対応できるようになります。

こんな方におすすめ

✅ROM訓練をしているのに、ADL動作が改善しない理由がわからない
✅触診に自信がなく、原因筋の特定が曖昧なまま介入している
✅ハンドセラピィの技術を向上させたい
✅「○○ができない」という訴えに対して、どの筋にアプローチすべきか迷う

講義内容（※資料一部抜粋）

・ROM制限と筋の関係性について
・原因筋を特定するための評価法
・各関節における効果的なストレッチ手技
・症例別アプローチ方法
・日常生活動作と手部・手関節の可動域
・手部・手関節可動域制限と筋の関係
・日常生活動作に結びつく手部・手関節可動域制限へのアプローチ（筋に対するストレッチング）

など多数