なぜ転倒するのか――運動制御と動作分析から捉え直す転倒予防
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【見逃し配信】PT・OTのためのバイオメカニクスに基づく転倒予防アプローチ 〜運動制御・動作分析から読み解く評価と介入〜
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石井慎一郎先生(国際医療福祉大学大学院福祉支援工学分野 教授)
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◇こんな悩みを持つ方にオススメ
✅ 転倒の原因を説明できない
✅ 姿勢制御の崩れを見抜けない
✅ 転倒予防の治療に自信がない
Caution
2026年6月14日に収録したWEBセミナーの録画動画です。
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講義内容
筋力をつけても、バランス練習をしても、なぜ転倒は減らないのか?
転倒は“力学”で起きている。だから“力学”で防げる。
高齢者・片麻痺・神経難病まで、転倒の起こる瞬間をZMPと床反力で読み解き、評価から介入までを一本の臨床推論でつなぐ、PT・OT・STのための全2回講座です。
#転倒予防#動作分析#運動制御#バランス再建
転倒は“運”ではなく“力学”で起きている 「下肢筋力もバランスも改善したのに、なぜか転倒だけが減らない」
「‘気をつけてください’としか言えず、転倒の原因を家族に説明できない」
「TUGやBBSの点数は追えても、‘なぜ転ぶのか’の答えが出せない」
転倒は、偶然の不運ではありません。歩行中に足が理想的な位置へ接地できず、床反力作用点と目標ZMPがずれた瞬間、身体には回転力が発生します。つまり転倒は再現可能な力学現象であり、力学で説明できれば力学で防げます。本講座は、その因果を運動制御と動作分析でつなぎ、評価から介入までを臨床で再現できる形に落とし込みます。
Voice|受講者の声
(回復期PT・8年目|満足度10/10点)
悩み:転倒リスクを「ふらつき」としか評価できず、介入も漠然とした下肢筋トレに頼っていた。
変化:翌週から、「横に倒れたとき一歩が出せるか」を見るサイドステップ検査をルーチンに加えた。リスクを動作で説明できるようになり、カンファでの提案が通りやすくなった。
(訪問OT・12年目|満足度9/10点)
悩み:在宅でつかまり歩行レベルの利用者が繰り返し転倒し、環境調整以外の打ち手が思いつかなかった。
変化:方向転換から着座までの「動作の繋ぎ目」を評価対象にしたところ、第1回転量を増やす練習で着座時の足部交差が消え、家族からの転倒報告が減った。
受講後、あなたの臨床はこう変わる
Before:転倒リスクを「ふらつき」「筋力低下」と曖昧にしか捉えられず、介入が画一的な筋トレに偏る。
After:足関節→股関節→ステップという転倒回避反応の階層で評価し、どの戦略が破綻しているかを特定して介入を選べる。
Before:転倒の原因を本人・家族・多職種に「気をつけて」としか説明できない。
After:ZMPと床反力作用点のずれ、ステップ戦略の選択という力学で、転倒の起こる瞬間を言語化して共有できる。
Before:歩行・方向転換・着座を別々の課題として練習し、生活動作の転倒場面に結びつかない。
After:動作と動作の「繋ぎ目」を評価・練習対象にし、生活の中で実際に転ぶ場面に直結したトレーニングを組める。
この講座の核心
転倒を“結果”として見るのをやめ、“倒れる瞬間の力学”から評価する。それが、防げる転倒予防の出発点。
Clinical Evidence|数字で見る転倒のリスク
1年間に一度以上転倒を経験する高齢者の割合 約3人に1人 大腿骨頸部骨折のうち転倒が受傷機転を占める割合 74% 大腿骨頸部骨折後に元の歩行能力を取り戻せない割合 50%以上 転倒受傷群の1年以内の認知症診断率(他傷害群6.1%) 10.6% 転倒がもたらすのは骨折だけではありません。Ordoobadiら(2024)の大規模コホートでは、転倒が認知症の発症・進行リスクまで高める可能性が示されています。だからこそ「転ばせない」評価と介入の精度が、患者の予後を大きく左右します。
評価戦略|転倒回避反応を階層で診る
結論:転倒予防は「足関節→股関節→ステップ」という転倒回避反応の階層で評価し、どの戦略が破綻しているかを特定するところから始まります。
1 足関節戦略 小さな外乱に対し、足関節モーメントで床反力作用点を動かしZMPとのずれを修正できるか。 2 股関節戦略 復元しきれないとき、股関節伸展モーメントで上体を加速しZMPをCOPの後方へ移せるか。 3 ステップ戦略 最後の砦として、適切な位置・タイミングで一歩を踏み出せるか。特に側方(サイドステップ)が踏めるか。 4 予測制御 障害物・方向転換・着座など、将来の動作を予測してあらかじめステップ長や足角を調節できるか。 なぜ改善しないのか(臨床の落とし穴)
✗「下肢の筋力をつければ転ばなくなる」という決めつけ
筋力は転倒回避の必要条件ではありますが十分条件ではありません。倒れていく方向へ適切な位置に一歩を踏み出せなければ、いくら筋力があっても転倒します。問われるのは「力」より「制御」です。
✗「前後のバランス練習をすれば十分」という思い込み
高齢者の転倒は側方や方向転換で起こりやすく、「横に倒れたとき一歩が踏めるか」を評価しないと本当のリスクは見えません。前後の重心移動練習だけでは、生活で転ぶ場面をカバーできません。
Case Study|ケーススタディ
症例1見守り歩行レベルの高齢者。直進は安定するが方向転換時にふらつき、過去に複数回の転倒歴。
介入:側方ステップ検査でサイドステップが選べずクロスステップで脚が交差していることを確認。座位・立位でのツイスティング練習から、軸足をツイストさせたクロスステップへ段階的に移行。
結果:方向転換時の脚の交差が消失し、側方への一歩が出せるように。見守り下での方向転換が安定した。
症例2片麻痺患者。歩行は自立に近いが、歩行から椅子に向かう着座動作で足部が交差しバランスを崩す。
介入:歩行から方向転換して着座する一連の動作を分析し、第1回転量が小さく足部位置の調整が間に合っていないと判断。第1回転量を大きくする漸進的部分練習をSTEP1〜3で実施。
結果:着座前の足部交差が解消し、左右対称な着座が可能に。着座時の後方・側方への転倒リスクが低下した。
症例3つかまり歩行レベルの在宅高齢者。施設内は安定するが自宅で繰り返し転倒。
介入:「安定して手が伸ばせる範囲」のボディーイメージと実際のリーチ可能距離の乖離を評価。動作の構えとリーチ距離、つかまり位置の評価を通じてボディーイメージを再構築。杖を突く位置の指導も併用。
結果:無理なリーチによるバランス破綻が減少。環境に応じた安定した動作の構えがとれるようになった。
参加することで得られること
✅ 歩行中に転倒力が発生する力学条件(ZMPと床反力作用点のずれ・回転力の発生)を理解し、「なぜ転ぶのか」を力学で説明できるようになる。
✅ サイドステップ検査やリーチ評価など、明日から使える簡単な転倒リスク検査と評価の視点が手に入る。
✅ ツイスティング・外乱応答・方向転換からの着座・予測的ステップ調節まで、評価結果から具体的なトレーニングを組み立てる力が身につく。
Program|当日のプログラム
1転倒の疫学と力学の基礎
転倒がもたらす骨折・要介護・認知症リスク、ヒトが転びやすい理由(高い重心・狭い支持基底面)、歩行中に転倒力が発生する力学条件(ZMP・床反力作用点・回転力)。
2転倒回避反応とステップ戦略の評価
足関節→股関節→ステップの階層、サイドステップとクロスステップの違い、側方ステップを調べる簡単な検査とトレーニング。
3ツイスティングと外乱応答トレーニング
座位・立位でのツイスティング、ステップ速度・ステップ長の練習、シーソー板や階段を使った歩行中の外乱応答トレーニング。
4杖の使用とボディーイメージ・主観と客観の乖離
杖を突く位置による安定方向の違い、転倒の代表的行動要因、跨げる最大高と判断高の乖離、リーチ可能距離とつかまり位置の評価。
5動作の繋ぎ目と予測的歩行制御
歩行から方向転換・着座への連続動作、第1回転量と着座の対称性、障害物の跨ぎ動作に至る将来予測に基づくステップ調節、飛び石練習・立脚初期の推進。
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FAQ|よくある質問
Q. 転倒予防で最も重要な評価は何ですか?
A. 結論からいえば「倒れていく方向へ適切な位置に一歩を踏み出せるか」、特に側方ステップ(サイドステップ)が踏めるかの評価です。筋力やTUGの点数だけでなく、転倒回避反応そのものを動作で診ることが重要です。
Q. ZMPや力学の話は難しそうですが、力学が苦手でもついていけますか?
A. はい。本講座は力学を「臨床で何を見て何をするか」に翻訳して解説します。難しい数式を覚える必要はなく、転倒の起こる瞬間をイメージで理解し、評価・介入に落とし込めるよう構成しています。
Q. PT以外(OT・ST)でも役立つ内容ですか?
A. 役立ちます。転倒は歩行だけでなく、トイレ動作・物を取る・方向転換・着座など生活動作の繋ぎ目で起こります。OT・STの方が関わる生活場面の転倒リスクを動作分析で捉える視点が得られます。
Q. クロスステップとサイドステップはどう違い、なぜ転倒に関わるのですか?
A. サイドステップは支持基底面が広く安定しますが、クロスステップは両脚が交差し支持基底面が狭くなりやすく転倒リスクが高まります。高齢者はクロスステップを選びやすいため、この選択を評価・修正することが転倒予防につながります。
Q. 杖はどのように指導すれば転倒予防に効果的ですか?
A. 杖は支持基底面を拡大して安定性を高めますが、突く位置によって安定性を向上できる方向が変わります。目的に合わせて杖を突く位置を指導することが重要で、本講座でその考え方を解説します。
Q. 在宅でつかまり歩行レベルの利用者が転倒しやすいのはなぜですか?
A. 「自分が安定して手を伸ばせる範囲」のボディーイメージと実際のリーチ可能距離に乖離があると、無理なリーチでバランスを崩します。姿勢や環境に応じたイメージを再構築する評価・練習が有効です。
Q. 当日参加できない場合はどうなりますか?
A. 見逃し配信があります。当日ご都合がつかなくても、後日アーカイブで視聴いただけますのでご安心ください。
Q. 録画の視聴期間はどれくらいですか?
A. 見逃し配信は一定期間(2週間程度)の限定配信です。期間内であれば繰り返し視聴できます。
Q. 経験が浅くても受講できますか?
A. はい、初心者歓迎です。転倒の力学の基礎から、明日使える簡単な検査・トレーニングまで段階的に解説するため、若手の方でも臨床にそのまま活かせます。
Q. 全2回のうち1回だけの受講はできますか?
A. 申込形態の詳細は募集要項をご確認ください。全2回は基礎の力学から評価・介入まで連続して構成されているため、両回の受講で効果が最大化します。
全額返金保証
ご納得いただけない場合は購入より1週間以内に返金(決済・返金手数料は購入者負担/税込)。当日参加できなくても見逃し配信で受講できます。
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開催概要
セミナータイトル 【見逃し配信】PT・OTのためのバイオメカニクスに基づく転倒予防アプローチ 〜運動制御・動作分析から読み解く評価と介入〜 講師 石井慎一郎先生(国際医療福祉大学大学院福祉支援工学分野 教授) 対象 理学療法士(PT)、 作業療法士(OT)、 アスレティックトレーナー(AT)、 トレーナー、 ヨガ・ピラティストレーナー 申込締切 12/31(木)23:59 セミナー料⾦ (メルマガ会員)10,000円 開催地の住所 自宅等でのWEB受講 read more
石井慎一郎先生の講習会の特徴
- instructor
- 石井慎一郎先生
- 国際医療福祉大学大学院福祉支援工学分野 教授
バイオメカニクスを専門とし、セラピストが苦手としがちな分野を分かりやすく解説されています。運動器疾患だけでなく、中枢神経疾患まで幅広く扱っているため、動作分析が苦手な方におすすめです。さらに、関節の機能解剖や運動療法についても、豊富な臨床経験や研究に基づき、詳しく解説されています。
講師紹介

国際医療福祉大学大学院福祉支援工学分野 教授
石井慎一郎先⽣
主な経歴 - 1990年 社会医学技術学院理学療法学科卒業 永生病院リハビリテーションセンター 勤務
- 2003年 国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻福祉援助工学分野 修士課程修了 修士(保健医療学)、神奈川県立保健福祉大学 リハビリテーション学科 講師
- 2006年 神奈川県立保健福祉大学 リハビリテーション学科 准教授
- 2008年 国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻福祉援助工学分野 博士課程修了 博士(保健医療学)
- 2014年 神奈川県立保健福祉大学 リハビリテーション学科 教授
- 2018年 国際医療福祉大学大学院福祉支援工学分野 教授
執筆図書 - 「骨・関節系理学療法実践マニュアル」文光堂(2006)
- 「基礎バイオメカニクス」医歯薬出版(2010)
- 「動作分析 臨床活用講座〜バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践〜」メジカルビュー社(2013)
- 「膝関節理学療法マネジメント-機能障害の原因を探るための臨床思考を紐解く」メジカルビュー社(2018)
- 「動作分析 臨床活用講座〜動作メカニズムの再獲得と統合〜」 メジカルビュー社(2021)
- 「二関節筋の協調制御理論(重力が育てた運動制御のメカニズム)」医学書院(2021)
- 「膝関節機能障害のリハビリテーション (痛みの理学療法シリーズ)」羊土社(2022)
- 「運動学・神経学エビデンスと結ぶ脳卒中理学療法」中外医書(2022)
- 「問題解決モデルで見える理学療法臨床思考」 文光堂 (2022)
- 「運動からだ図解 リハビリで役立つ 動作分析の基本 新版」マイナビ出版(2024)
問題解決モデルで見える理学療法臨床思考
運動からだ図解 リハビリで役立つ 動作分析の基本 新版
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WEBセミナーの参加⽅法
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領収書
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それ以外の方は、下記より申請をしてください。(インボイス番号あり)キャンセル
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当⽇ - 受講料の100%
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