高次脳機能障害者の脳の働きを基にしたADL・IADL観察方法、観察内容の分析と支援方法を解説します。

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2023.09.26

5分で学べるミニレクチャー動画

【できるを探す作業療法】高次脳機能障害に対する観察によるIADL評価

【ミニレクチャー動画のポイント!】

分析的評価・介入(できるを探す)について理解できます。
脳機能とADLの関連ついて理解できます。
IADLの観察方法について、症例を通して学べます。

※この動画の本編の内容および申し込みは下記より可能です。

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高次脳機能障害のリハビリテーション〜ADL・IADLをどう診て支援するか~

1.脳卒中ガイドラインからみた評価と支援
・二つの評価・介入が大切
・半側空間無視に対するリハビリの方法とエビデンス
・記憶障害に対するリハビリの方法とエビデンス
・注意障害に対するリハビリの方法とエビデンス
・遂行機能障害に対するリハビリの方法とエビデンス

2.ADL遂行時の脳のリハビリテーション
・A-ONEとは
・特定のADLが困難な人の評価と介入(症例を通して)
・評価の具体的な流れと実践方法
・認知と随意運動の関係
・認知機能の評価
・前頭前野の働き

3.ADLIADL観察の仕方
・インシュリン自己管理例で考えてみよう
・カレー作りの際の行動の計画で考えてみよう
・行動の計画と運動プログラムの違い
・監視と修正

4.観察から支援に繋ぐ方法 
・症例紹介
・どの段階でエラーが起きているのか?
・A氏のエラーを脳の機能から分析する
・A氏の問題点
・A氏に対する4つの具体的介入
・トイレ動作を分析的に見て科学的に介入する
・Cさんのトイレ動作を妨げる機能障害
・代償的アプローチ
・回復的アプローチ
・習得的・回復的アプローチ
・非麻痺側での立位保持練習
・機能訓練時も応用行動分析学的に

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アンケートのご紹介

(OT20年目:満足度10/10点)
できるを探すこと、まさにこれがリハビリだと再認識できたこと、苦手意識があった高次脳機能障害へのアプローチについて、障害のきたし方がよりわかりやすく、実践的な分析の仕方に触れて、前向きにアプローチができそうだと実感できたことです。

(OT3年目:満足度9/10点)
高次脳機能障害とADLを関連づけた勉強会があまりなく、とても興味深かったです。高次脳機能障害で病態失認のある方に、動画だけでなく自己採点してもらうことでフィードバックする、という方法は思いついていなかったので勉強になりました。

(OT14年目:満足度10/10点)
何が原因でその動作ができないかを明確にすることの重要性を改めて考えられました。またOT、セラピストとしてできることを探し育てることが自分達のできることというのはとても誇らしいことだと感じました。

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【東泰弘生のセミナー詳細は下記よりご確認いただけます】
https://therafor.com/seminar/?current=0&keyword=&instructor%5B%5D=34

テーマ:

All for the therapist

全てはセラピストの成長と、たくさんの笑顔のために