片麻痺の動作分析と評価・治療について、バイオメカニクスと神経生理学を基に、症例動画を交え解説します。

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2023.09.26

5分で学べるミニレクチャー動画

【明日から使える】立ち上がり動作の理解と離殿に注目した治療戦略

【ミニレクチャー動画のポイント!】

離殿時の2種類の動作戦略について理解できます。
・離殿に向けたハムストリングスの伸張性改善と股関節屈筋群の活性化について、実技動画を通して学べます。
・離殿に向けた股関節屈曲に対する治療アプローチについて、実技動画を通して学べます。

※この動画の本編の内容および申し込みは下記より可能です。

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尻もちよ、さらば!片麻痺の立ちあがりの新しい治療戦略
~動作解析で分かった、立ち上がりが楽になるコツとは~

◇起立の相分けとバイオメカニクス
・起立動作の一般的なバイオメカニクス
・片麻痺患者の身体能力の違いと動作方法の関連

◇第1相:動きはじめの特性
・一番に動き始める場所
・動き始めの力限
・動き始めの失敗体験

◇第2相:離殿を成功させるための着眼点
・起立方向の違いによる失敗体験
・離殿ポイントの回復過程
・離殿を楽にする戦略

◇第3相:重心の上方移動とバランス
・重心の上方移動に必要なバランス能力
・患者体験
・上方移動時の麻痺側下肢への荷重量のコントロール

◇起立に対する治療選択のフローチャート
・尻もちをついてしまうメカニズム
・尻もち対策としてのハムストリングスの伸張性を出す方法
・プッシングの治療
・四頭筋の促通方法など

◇立ちながら歩く動作
・通常の起立との離殿ポイントの違い
・滑らかに立ちながら歩くために必要な能力
・麻痺側下肢に要求される能力

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アンケートのご紹介

(PT6年目:満足度10/10点)
長田先生は学術にも臨床にも長けた先生であり、エビデンスに基づいて話されており、凄く興味深く聞かせて頂きました。特にこういう現象がると転倒リスクは高いだろうという研究はよく見かけますが、実際の転倒動作を3次元動作解析にて研究されている先生は長田先生しか知らないため、今回のセミナーに申し込みをさせて頂きました。改めてロッカー機能の重要性や脳卒中症例の歩行の特徴を実際にデータを見ながら学習ができたので、明日からの歩行分析に生かしていきたいと思います。

(PT11年目:満足度10/10点)
難しい分野で膨大なデータ解析、論文化と大変だとは思いますが、未来のセラピスト達の道しるべのためにも頑張ってください。講義ありがとうございました。大変参考になりました。

(PT4年目:満足度10/10点)
勤務先の患者様は、運動器、廃用が主で脳血管はパーキンソン病など神経筋疾患が多いのですが、バイオメカニクス的視点で動作を見ることで、少しずつですが、バイオメカニクス的問題点と疾患特有の問題点を整理して考えられるようになってきました 。学生時代に学校の先生が「PTは物理学、バイオメカニクス!」と仰っていたのが心に残り、自己学習をしていましたが、難しくて中々進まずにいました。長田先生のセミナーに出会えて本当に良かったです。今後ともご指導宜しくお願い致します。

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【長田悠路先生のセミナー詳細は下記よりご確認いただけます】
https://therafor.com/seminar/?current=0&keyword=&instructor%5B%5D=12

テーマ:

All for the therapist

全てはセラピストの成長と、たくさんの笑顔のために