理学療法士の視点から、脳卒中の嚥下障害のリハビリテーションについて、分かりやすく解説します。

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2023.09.23

5分で学べるミニレクチャー動画

脳卒中関連肺炎と多様な摂食・嚥下機能

【ミニレクチャー動画のポイント!】

脳卒中関連肺炎(SAP)について理解できます。
異常姿勢と嚥下機能の関係性について学べます。
全身の機能障害としての摂食嚥下機能障害について症例を通して理解できます。

※この動画の本編の内容および申し込みは下記より可能です。

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片麻痺患者に対する嚥下リハビリテーション
〜体幹機能の改善、誤嚥性肺炎の予防、多職種連携のポイントなど〜

1.脳卒中片麻痺患者に生じる嚥下障害の実状
・誤嚥性肺炎患者の生存曲線
・脳卒中患者における嚥下障害
・胃ろう増設の原因

2.急性期・回復期・生活期の嚥下障害の特徴
・脳血管障害発症後の嚥下機能
・脳卒中発症時の意識障害と退院時FOIS
・嚥下障害の原因は、嚥下機能とは言い難い
・年齢に伴う下肢筋力および体幹筋力の経時的変化
・サルコペニアと摂食嚥下障害
・喉頭拳上と喉頭蓋閉鎖のメカニズム
・咽頭腔面積と嚥下機能
・サルコペニア嚥下障害に対する介入のポイント

3.SAP(脳卒中関連肺炎)のとらえ方
・脳卒中関連肺炎
・SAP発症まで

4.片麻痺者の姿勢異常と嚥下障害の関係性
・動作能力と嚥下機能
・頚部の異常姿勢(嚥下筋に加わるメカニカルストレス)
・発達と舌運動
・急性期の嚥下介入
・脳卒中急性期に介入するポイント
・首の太さ
・座位姿勢を改善させる介入のポイント
・回復期~生活期の嚥下障害

5.片麻痺者の呼吸障害と嚥下障害の関係性
・嚥下と呼吸調節の関係性
・CVDにおける拘束性換気障害
・脳卒中患者の肺気量(嚥下障害の有無)

6.多職種連携で取り組む嚥下障害介入
・症例提示
・バランス練習
・基本動作練習(姿勢反射を意識)
・PTの役割:適切な座位姿勢を形成
・作業療法の効果
・嚥下筋に対する介入
・言語聴覚療法後の効果

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アンケートのご紹介

(ST1年目:満足度10/10点)
「姿勢から介入する摂食嚥下」は拝読させていただいていたのですが、今回のご講義は不勉強な私でも、より理解がしやすく、臨床でも活かしていきたいと感じるご講義でした。私はST1年目でまだまだわからないことが多いですが、患者様の食事評価や介入の際に今回学んだ視点を活かし、またPTやOTの先生方とも知識を共有していきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。

(N.S21年目:満足度10/10点)
貴重なご講演ありがとうございました。私は認定看護師ですが、食べる姿勢をアセスメントをすることをとても苦手としていました。今回ご教示いただいた、姿勢の土台をみるという視点をもち、摂食嚥下のポジショニングを考えていきたいと思いました。ありがとうございました。

(PT15年目:満足度10/10点)
今回のセミナーで、より若いスタッフにも重要性を知ってもらいリハ科全体で取り組み、少しでも多職種との連携強化に繋がるよう取り組んでいこうと思いました。またや内田先生も考え方や患者様に良くなってほしいということを、もっと僕自身も勉強したいので、またセミナーに参加させていただきます。貴重なご講演、ありがとうございました。

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【内田学先生のセミナー詳細は下記よりご確認いただけます】
https://therafor.com/seminar/?current=0&keyword=&instructor%5B%5D=9

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全てはセラピストの成長と、たくさんの笑顔のために