膝OA、痛い場所は分かる。でも原因が分からない。痛みの示し方と圧痛で、介入する組織を絞る

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2026.11.06

深掘りセラピストマガジンVol.19|膝OA、痛い場所は分かる。でも原因が分からない。痛みの示し方と圧痛で、介入する組織を絞る

深掘りセラピストマガジン|Vol.19
対談:セラフォー齊藤 × セラフォー八柄

yagara(base)

八柄

はじめに、11月3日(火)のLINEに答えてくださったみなさん、ありがとうございました。

テーマは膝OA(変形性膝関節症)です。伺ったのは「膝OAの治療で、いちばん自信が持てないのはどの場面ですか?」です。

いちばん多かったのは「膝OAの痛みで、関節内・関節外のどの組織に介入するか決められない」(A・54%)でした。B 36%、C 11%、D 0%です。

火曜LINEの質問と結果(2026年11月3日)

2026年11月3日の火曜LINEの質問「膝OAの治療で、いちばん自信が持てないのはどの場面ですか?」の結果。A 膝OAの痛みで、関節内・関節外のどの組織に介入するか決められない 54%、B 伸展制限と屈曲制限で、制限因子に合わせて運動療法を変えられない 36%、C 痛みへの介入が筋力訓練と物理療法に偏り、徒手療法や他関節まで広げられない 11%、D その他 0%。

いちばん多かったのは「膝OAの痛みで、関節内・関節外のどの組織に介入するか決められない」でした。割合は四捨五入のため、合計が100%になりません。

yagara(wonder)

八柄

僕も同じところで止まります。膝の内側が痛いと言われて、内側の筋をほぐして終わる。でも翌週も同じ場所が痛い、と言われるんです。

今回はAに絞り、痛む場所をどう分けて、どの組織に手を入れるかを4つの場面で話します。

この記事の結論

痛いと言われた場所にそのまま介入せず、組織を絞ってから手を入れる。

  1. 指1本で指せる痛みか、手のひらで示す痛みかを聞く
  2. 圧痛の位置を訴えと照らす
  3. 前は膝蓋骨・下腿の向きを変えて変化を見て、内側は圧痛の位置を触り分けてから、介入する組織を選ぶ
1

痛いと言われた場所に、そのまま介入していい?

saito(joy)

齊藤

痛いと言われた場所に手が行くのは、自然なことだよ。私なんか、車のどこかでカタカタ鳴ると、音がする辺りのダッシュボードを叩いて止めようとするからね。

yagara(base)

八柄

僕の手順は、内側が痛いと言われたら、内側広筋から鵞足のあたりまで触って、硬い所をほぐす。歩いてもらって少し楽なら終わり、です。

それで翌週、同じ場所を指されます。

図解1 | 痛いと言われた場所と、原因の組織

リハ室で、ベッドの端に座った患者が右膝の内側を指で示し、セラピストが膝に手を添えている場面の絵。下に「訴えの場所と原因の組織は、一致しないことがある」「そのまま手を入れず、組織を絞ってから手を入れる」。

痛いと言われた場所に、そのまま手を入れていないでしょうか。訴えの場所と原因の組織は、一致しないことがあります。

※当メディアで作成した場面のイラストです(画像生成AIで下絵を作成)。

saito(ask)

齊藤

八柄くん、いま私の車の話、きれいに流したね。まあいい。その内側、何の組織が痛んでいると見て、ほぐしていた?

yagara(wonder)

八柄

筋だと思っていました。あとは、変形性膝関節症なので、関節の中の軟骨か、くらいです。

saito(base)

齊藤

そこなんだよね。「変形性膝関節症」は診断名であって、痛みの原因を表すものではない(石島 2013)。

原因の組織は多岐にわたり、1つに求められないというのが現在の考え方だ(園畑ら 2018)。ただ、関節軟骨そのものには神経がない。「軟骨がすり減ったから痛い」と直結させず、痛みを感じる組織を探す。

訴えの場所と原因の組織は、一致しないことがある。

まとめ|「変形性膝関節症」は診断名で、痛みの原因組織は1つに決まらない。訴えの場所と原因の組織は、一致しないことがある。

明日からの臨床に活かすポイント「内側が痛い」をそのまま筋の痛みと決めず、どの組織が痛んでいるかを先に絞る。

2

指1本で指せる痛みと、手のひらで示す痛みは何が違う?

yagara(wonder)

八柄

痛んでいる組織を、触る前にどう絞るんですか。僕はカルテに「内側」とだけ書いて、そのまま触っていました。

saito(base)

齊藤

まず、痛い場所を患者さんがどう示すかを見る。

指1本で示す局所の痛み(one point indication)なら局所の組織を、手のひらで示す広がる痛み(palmar sign)なら神経由来も考える。示し方だけで原因は決まらない。

訴えた部位に圧痛も一致するかを確かめる。one point なら、ミリ単位で合わせる。

図解2 | 指1本で指せる痛みと、手のひらで示す痛み

右膝を前から見た2枚の絵。左は指1本で膝の内側の1点を指す(one point indication=局所の組織を候補に)、右は手のひらで膝の内側を広く押さえる(palmar sign=神経由来も候補に)。

示し方を手がかりに、局所の組織や神経由来を検討します。示し方だけで原因は決まりません。

※当会セミナーの配布資料の内容をもとに、当メディアで作図(新規作図)。原画の転載ではありません。

saito(base)

齊藤

合わせて、階段なら昇りか下りか、どのくらいの角度か、荷重で変わるか、膝の向きで変わるかを聞く。

手のひらで示す痛みなら、伏在神経などの神経由来も候補に入れる。

今日は指1本で指せる痛みのほうを、前と内側に分けて、手技まで話すよ。

まとめ|指1本で示す局所の痛みなら局所の組織を、手のひらで示す広がる痛みなら神経由来も考える。示し方だけで原因は決まらない。訴えた部位に圧痛が一致するかを、one point ならミリ単位で確かめる。

明日からの臨床に活かすポイント「どこが痛いですか」の次に、指1本か手のひらかを見る。指1本なら圧痛をミリ単位で合わせ、手のひらなら神経由来も候補に入れる。

3

膝の前が痛い人、脂肪体を疑ったら何を確かめる?

yagara(wonder)

八柄

前が痛い人で、膝蓋腱のすぐ脇を指1本で指して、圧痛も一致します。膝蓋下脂肪体だと思うのですが、そこから先が決まりません。

saito(base)

齊藤

脂肪体なら、Hoffa sign からだ。膝蓋腱の内外側の脂肪体を圧迫して、屈曲位と伸展位で比べる。伸展位で痛めば、脂肪体の症状の可能性と考える。

注意が2つ。症状が進むと屈曲位でも痛むことがある。関節運動のときに出る痛みは、半月板の可能性も残る。

saito(base)

齊藤

次に、伸展位で圧痛があれば、圧迫したまま屈曲して痛みが消えるか軽くなるかを見る。曲げても痛むなら、膝蓋腱の問題や、脂肪体の症状が進んでいる可能性も考える。

膝蓋骨を上へ、あるいは下腿を内旋へ誘導して圧痛が軽くなれば、位置や張力の影響を考える。変わらなくても脂肪体由来とは決めず、ほかの所見と合わせて考える。

軽くなったときは、脂肪体をほぐす前に、膝蓋骨と下腿の向きを股関節・足関節と合わせて評価する。

図解3 | 膝の前の痛み:誘導で変わるかを見る

膝の前の痛みの見方の流れ図。①伸展位で膝蓋腱の内側・外側の膝蓋下脂肪体を押さえて痛む。②押さえたまま膝を曲げて痛みを見る。消える・軽くなるなら③へ、曲げても痛むなら膝蓋腱の問題や脂肪体の症状の進行も考える。③膝蓋骨を上へ、または下腿を内旋へ誘導して圧痛を見る。軽くなれば位置や張力の影響を考え、変わらない・痛みが残るなら脂肪体・膝蓋腱などを再評価する。関節を動かしたときの痛みは半月板の可能性もある。

膝蓋腱の脇の圧痛が、膝を曲げたときや膝蓋骨・下腿の向きを変えたときにどう変わるかを見ます。変化だけで原因は決まらず、ほかの所見と合わせて考えます。

※当会セミナーの配布資料の内容をもとに、当メディアで作図(新規作図)。原画の転載ではありません。

yagara(aha)

八柄

そうか。同じ脂肪体の圧痛でも、向きを変えて軽くなるなら、脂肪体だけを見ていては足りないんですね。僕は圧痛のあった場所を、そのままほぐしていました。

saito(base)

齊藤

ここから手技の例を出すね。所見と手技を組み合わせた一例で、一対一に決まるわけではない。

始める前に、熱感・腫れ・関節水腫や安静時痛を確かめる。炎症が強いときは、徒手の介入を進めず状態の評価を優先する。どれも運動療法と組み合わせて使い、実施中に痛みが強まれば止める。

saito(base)

齊藤

並びの影響が疑われるときは、膝蓋骨の位置と動き、外側の支持組織も評価する。膝蓋骨は、上方化かつ外側化が問題になる。

その場合の一例が、膝蓋骨を徒手的に下制し、セッティングで挙上させる方法だ。上がり切らない場合は、挙上を誘導する。

外側膝蓋支帯は、走行に対して垂直方向へ操作する。

図解4 | 膝の前:並びの影響が疑われるときの手技

並びの影響が疑われるときの手技の2枚の絵。右膝を前から見て、①膝蓋骨を徒手的に下制し、セッティングで挙上させる(上がり切らない場合は挙上を誘導)。②外側膝蓋支帯を、走行に対して垂直方向へ操作する。

膝蓋骨の上方化かつ外側化が問題になるとき、膝蓋骨を下制してからセッティングで挙上させます。外側膝蓋支帯は走行に対して垂直方向へ操作します。痛みが強まるならその場で止めます。

※臨床で使われるやり方のひとつを、当会セミナーの配布資料の内容をもとに当メディアで作図(新規作図)。原画の転載ではありません。

saito(base)

齊藤

誘導で変わらず、脂肪体の関与を疑って徒手で介入すると決めたときの一例も出すね。

膝蓋骨の内外側縁の下部付近にある脂肪体を、近位から遠位へ押し込む。押し込んだまま屈曲を広げていくと、膝蓋腱や膝蓋支帯との滑走の改善を狙える。

もう1つは、膝蓋骨を母指球で各方向へ傾ける。脂肪体と周りの靭帯・支帯が動く。どちらも、実施中に痛みが増すならその場で止める。

図解5 | 膝蓋下脂肪体への手技:手を置く位置と押し込む向き

膝蓋下脂肪体への手技の2枚の絵。①右膝を前から見て、治療者の母指で膝蓋骨の縁の下部付近から遠位へ押し込む位置と向き。②外側から見て、母指で押し込んだまま膝の屈曲を広げ、膝蓋腱・膝蓋支帯との滑走を狙う。痛みが強まるならその場で止める。

膝蓋骨の内側縁・外側縁の下部付近から、近位から遠位へ脂肪体を押し込み、押し込んだまま屈曲を広げます。痛みが強まるならその場で止めます。

※臨床で使われるやり方のひとつを、当会セミナーの配布資料の内容をもとに当メディアで作図(新規作図)。原画の転載ではありません。

まとめ|誘導で圧痛が軽くなれば、膝蓋骨の位置と動きも評価し、所見に応じて下制とセッティング、外側膝蓋支帯への操作を候補にする。脂肪体への徒手介入は、炎症を確かめてから検討する。

明日からの臨床に活かすポイント脂肪体の圧痛を見つけたら、ほぐす前に膝蓋骨と下腿の向きを変えて、圧痛が変わるかを確かめる。

4

内側が痛い人、鵞足か半膜様筋か、触診でどう分ける?

yagara(wonder)

八柄

内側を指1本で指す人なら、鵞足でしょうか。

saito(base)

齊藤

候補には入る。膝OAに伴う鵞足部痛の頻度は、報告が3つある(Kang 2000・Larsson 1985・戸田 2009。三上ら 2022 に記載)。

ある研究では、膝前内側部の痛み・鵞足部の圧痛・階段昇降時の痛みの3条件で、鵞足症状のある人を対象に選んでいる(三上ら 2022)。鵞足の痛みは、炎症だけでなく滑走の障害が関わることもある。

図解6 | 変形性膝関節症に伴う鵞足部痛の頻度

変形性膝関節症に伴う鵞足部痛の頻度の棒グラフ。Kang 2000 で46.8%、Larsson 1985 で60.3%、戸田 2009 で60.0%。下に、右膝を内側から見た絵で鵞足の位置を橙の丸で示す。

三上らが引用する3つの報告の数値です。対象や症状の定義が異なるため、単純には比べられません。

出典:Kang 2000/Larsson 1985/戸田 2009(三上達也ら, 物理療法科学 29(1), 48-54, 2022 に記載)をもとに当会で作図。絵は、パブリックドメインの解剖図譜(Sobotta 1909)を解剖の確認に使い、当会で新しく作成。

saito(base)

齊藤

ただ、内側の圧痛は鵞足だけじゃない。どちらも関節包外の組織で、内側関節裂隙の遠位には半膜様筋の前方へ回り込む腱の付着部(半膜様筋腱溝)、さらに遠位に鵞足の付着部がある。

圧痛がどちらの位置に一致するかを、触診で分ける。

半膜様筋が硬いと、伸ばしきる動きが止まりやすい。Bの「伸展・屈曲制限」を選んだ方は、ここも候補に入れてほしい。

曲げきれない膝の制限因子は、深屈曲を扱った Vol.10 で話したよ。

yagara(base)

八柄

僕は鵞足に圧痛があれば鵞足と決めて、半膜様筋腱溝は触っていませんでした。触り分けたあと、どこに手を置きますか。

saito(base)

齊藤

鵞足の周りなら、下腿の近位後内側、腓腹筋内側頭の内側の前方から鵞足に向けて指を当てる。指を遠位へ滑らせながら、膝を自動で伸展してもらう。

縫工筋なら、後縁を前へ持ち上げる(縫工筋と薄筋の間)、前縁を後ろへ持ち上げる(縫工筋と内側広筋の間)。

どちらも内側の組織どうしの滑走を狙う手技だ。痛みが強まるならその場で止める。

半膜様筋腱溝の側なら、介入の候補は半膜様筋と、腓腹筋とハムストリングスの間の滑走になる。

図解7 | 膝の内側:鵞足と半膜様筋を触り分ける

右膝を内側から見た筋と腱の絵。内側広筋・膝蓋骨・膝蓋腱・関節裂隙・MCL(内側側副靭帯)・縫工筋・薄筋・半腱様筋・半膜様筋・腓腹筋内側頭と、圧痛を確かめる位置=半膜様筋腱溝(MCLの深部・紺の✕)と鵞足の付着部(橙の丸)。①縫工筋の前縁と後縁を持ち上げる位置、②腓腹筋内側頭の前から鵞足へ向けて指を当て遠位へ滑らせる位置と向き。下に、手の置き方の絵(縫工筋の前縁=内側広筋との間・後縁=薄筋との間に指先を掛けて持ち上げる向き、鵞足の周りで指先を滑らせる向き)。

膝の内側では、内側関節裂隙の遠位で半膜様筋の前方へ回り込む腱の付着部と、さらに遠位の鵞足の付着部を触り分けてから、鵞足の周りや縫工筋の滑走を狙う手技を選びます。痛みが強まるならその場で止めます。

※臨床で使われるやり方のひとつを、当会セミナーの配布資料の内容をもとに当メディアで作図(新規作図)。原画の転載ではありません。絵は、パブリックドメインの解剖図譜(Sobotta 1909)を解剖の確認に使い、当会で新しく作成。

saito(base)

齊藤

もう1つ。可動域の制限が動作を妨げているなら、その改善も筋力訓練と組み合わせる。Cの「介入が偏る」を選んだ方は、評価に応じて今日の手技も選択肢に入れてほしい。

yagara(wonder)

八柄

半膜様筋腱溝の側だったら、どう手を入れますか。

saito(base)

齊藤

位置だけで手技は決めない。伸展の制限や動作の所見も合わせて選ぶ。その一例だ。背臥位・膝伸展位で、脛骨近位の後方にタオルを当てる。大腿骨内側顆を後方に滑らせるイメージで操作する。

荷重下では膝単独では動かせないので、立って行う方法もある。必要なら支えにつかまり、患側を後ろにして、後ろ脚の足関節底屈を繰り返す。伸展の可動域を広げ、腓腹筋と半膜様筋、大腿二頭筋の間の滑走を促す狙いだ。

下腿が外旋しているタイプには、大腿外旋・下腿内旋位でセッティングする。踵は真下へ押すより、遠位へ押すようにする。

図解8 | 膝の内側:半膜様筋腱溝の側の手技

半膜様筋腱溝の側の手技の3枚の絵。①背臥位・膝伸展位で脛骨近位の後方にタオルを当て、大腿骨内側顆を後方に滑らせるイメージで操作する。②立位で患側を後ろにして、後ろ脚の足関節底屈を繰り返す。③下腿が外旋しているタイプは、大腿外旋・下腿内旋位でセッティングし、踵を遠位へ押すようにする。

背臥位ではタオルを当てて大腿骨内側顆を後方に滑らせ、立位では後ろ脚の足関節底屈を繰り返します。下腿が外旋しているタイプは、大腿外旋・下腿内旋位でセッティングします。痛みが強まるならその場で止めます。

※臨床で使われるやり方のひとつを、当会セミナーの配布資料の内容をもとに当メディアで作図(新規作図)。原画の転載ではありません。

yagara(base)

八柄

僕の持ち帰りは、指1本か手のひらかで分けて、圧痛の位置を合わせてから手を入れること。前は向きを変えて、内側は触り分けてからですね。

まとめ|内側の圧痛は、半膜様筋腱溝か、さらに遠位の鵞足の付着部かを触診で分ける。位置だけで決めず、伸展の制限や動作の所見も合わせて、鵞足の周り・縫工筋、または半膜様筋の周りを狙う手技を検討する。

明日からの臨床に活かすポイント内側が痛い人は、圧痛を触り分け、ほかの所見も合わせて手技を選ぶ。

きょうの視点(持ち帰り4つ)

  • 「変形性膝関節症」は診断名。訴えの場所と原因の組織は一致しないことがある
  • 指1本で示す痛みなら局所の組織、手のひらで示す痛みなら神経由来も考える
  • 前の痛みは向きを変えて圧痛を見る。変化を手がかりに位置や動きを評価し、介入を検討
  • 内側の痛みは触り分け、伸展の制限や動作の所見も合わせて介入を選ぶ
saito(joy)

齊藤

よし。じゃあ私は今日から、車のカタカタ音をダッシュボードで叩くのはやめる。指1本で指せる音か、手のひらの範囲で鳴る音かを聞き分けて、ハンドルを切って変わるかを見てから、手を入れることにするよ。

yagara(panic)

八柄

(苦笑)車に one point も palmar sign もありません。整備の人に見てもらってください。でも、膝は同じです。

痛いと言われた場所にそのまま介入せず、組織を絞ってから手を入れる。今日はそういう話でしたよね。

saito(joy)齊藤
yagara(joy)八柄
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この記事の背景になった講座(見逃し配信)
変形性膝関節症の評価とリハビリテーション〜病態理解から考える関節内・関節外組織への介入〜(丹羽雄大先生・見逃し配信)

【治療の軸を手に入れる!】変形性膝関節症の評価とリハビリテーション〜病態理解から考える関節内・関節外組織への介入〜

この記事で扱った、膝OAの痛みの示し方や圧痛、動きによる変化を手がかりに、介入する組織を検討する話の背景になった講座です。

この講座で学ぶこと
✅ 変形性膝関節症の病態を踏まえ、疼痛の原因を受容器から整理し、疼痛解釈の注意点を説明できる
✅ 滑膜(膝蓋上嚢)・膝蓋下脂肪体・半月板・十字靭帯など、関節内組織ごとに痛みへの関わりを評価できる
✅ 筋・腱の痛みの特徴、膝関節伸展機構の疼痛、鵞足、伏在神経由来の神経障害への関節外組織へのアプローチを行える

受講者の声
「どういうポイントを意識して触診しているのか、ただ触るだけではなくそういったところまで聞くことができたのが良かったです。」(理学療法士・2年目)

まず3分の動画で
2025年に公開した動画で、丹羽先生が膝OAの痛みの理解と、評価・運動療法のつなげ方を話しています(公式YouTube・3分29秒)。

動画:膝OAの痛みを理解する|痛みを理解し評価と運動療法を繋げ、結果を出す考え方(丹羽雄大先生・公式YouTube・3分29秒)

形式 見逃し配信(2026年3月29日開催のWEBセミナーの録画・約3時間)
受講料 5,000円(メルマガ会員)
講師 丹羽雄大先生(肩とひざの整形外科リハビリテーション部)

講座の内容を見る

本号は、当会セミナー2講座(変形性膝関節症の評価とリハビリテーション/変形性膝関節症に対するリハビリテーション)の配布資料と、下の文献をもとに構成しました。症例や患者画像は使用しておらず、図は当会で作図しました。解剖の絵は下絵に画像生成AIを使い、名前と説明は当会で付けています。

本号の背景にある文献(3本)を開く
  • 石島旨章 ほか.変形性膝関節症の病態・診断・治療の最前線.順天堂醫事雑誌.2013;59(2):138-151.(「変形性膝関節症」は診断名であり疼痛の原因を表すものではない)
  • 園畑素樹 ほか.関節外科.2018;37(6):114-123.(OAの痛みの原因組織は多岐にわたる)※配布資料の引用表記による・原典未確認
  • 三上達也 ほか.変形性膝関節症における鵞足症状に対する超音波療法の有効性の検討.物理療法科学.2022;29(1):48-54.(鵞足部痛の頻度の3報告=Kang 2000・Larsson 1985・戸田 2009 の引用と、対象を選んだ3条件)

監修 セラフォー齊藤

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