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どうやって隠された残存能力を発揮できるようにすればいいのか？

発症から数年経っている方のリハビリをしていて「実はこんなこともできたんだ」と気づく場面に出くわしたことはないでしょうか？

例えば

・思い切って歩行スピードを上げたら、かえって安定感が増した

・起き上がりを非麻痺側からしていたのを麻痺側でやってみたらできた

おそらく様々な似た場面に出くわしたセラピストは多いはずです。　

もし残存能力をもっと早く発揮することができていたとしたら、クライアントの生活はもっと違っていたかもしれません。

残存能力を発揮できるかどうか、それはセラピストにかかっています。

セラピストは残存能力を発見する意識をクセにし、評価する手法を知り、残存能力を十分に発揮させるための手法知っておく必要があります。

なんとなく効果ありそうだから、やってはいないか？

本当にいまやっている方法は効果があるのか？

曖昧に行っているセラピストが多いであろうことは、皆さんも感じていることではないかと思います。

しかしそれではいけません。

効果が高いと分かっていることをできるだけ優先すべきです。

このセミナーでは、エビデンスを徹底的に重視し、効果の高い手法をご紹介します。

私達セラピスト自身が「人生を悪くするきっかけ」にならないように　

「人生を好転させてくれた恩人」になれるように

このセミナーで多数のエビデンスをもとにした信頼できる実践知を手に入れてください。

翌日から自信を持って指導できるようになっていただければ幸いです。

講義内容の紹介

1. 片麻痺という障害の理解とバランス歩行能力の改善方法

・中枢神経障害と麻痺の回復の根拠

・筋緊張の異常が随意運動に及ぼす影響

・共同運動と連合反応を動作ADLに関連づけて捉える重要性

・不使用学習による残存能力の潜在化

・筋力増強運動で歩行速度や歩行距離、バランスが改善

2. 潜在能力を見出す評価手法と発揮させる運動療法
・筋緊張の評価と潜在的な随意性を探り発揮させる手法
・基本動作のできる能力を探り出す手法
・効率的な代償能力の可能性（筋収縮に頼らないスタビリティ）
・急性期、回復期の予後を見据えた目標設定