【湯田健二先生】アーカイブ配信ページ

明日から実践できる変形性股関節症の保存療法
～病態理解および疼痛の評価と運動療法～（2023/7/9開催分）

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講義内容

1．総論
・変形性股関節症の疼痛の原因
・病態理解が重要
・介入手順に沿った評価例

2．痛みの評価
・股関節関連痛
・脊柱管狭窄症の疼痛との鑑別
・仙腸関節由来の疼痛との鑑別
・痛みの鑑別フロー
・可動部位限局による鑑別
・梨状筋の伸張性確認

3．痛みの評価（実技）
・仙腸関節由来に対する徒手テスト
・筋由来に対するテスト

4．アプローチ
・仙腸関節の安定化
・腰部多裂筋の収縮確認と促通
・神経の滑走性

5．器質的要因に対するテスト
・クレイグテスト
・前方インピンジメントテスト
・後方インピンジメントテスト

6．コアシステムの評価と介入
・筋スパズムの軽減

7．股関節システムの評価介入
・負荷量の変化に伴う腸骨筋の筋活動量及び筋活動バランスの変化
・筋へのアプローチ

8．進行期～末期股関節症を考える
・アプローチ各種

周術期（THA術後）の臨床展開
～術後早期からできる理学療法の具体的な介入方法～（2023/8/13開催分）

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講義内容

1．総論　
・リハビリのエビデンス
・THAの術後合併症

2．手術進入と人工股関節基本構造
・手術進入法
・手術進入法はTHAの成績に影響するのか
・股関節の基本構造
・摺動面の違いと可動域

3．術後レントゲンのチェックポイント
・術後X線

4．術後理学療法の実際
・病態理解
・変形性股関節症の概念図
・主な術前オリエンテーションの内容
・THA後の理学療法介入段階

5．術当日・翌日の評価
・安楽、尚且つ機能的な臥位姿勢とは
・臥位→起き上がり、座位→立ち上がり
・歩くための準備はできている?
・介入前後の立ち上がり
・介入前後の起き上がり
・介入前後の股関節屈曲運動
・介入前後の臥位姿勢
・ポジショニングの検討
・特徴的な臥床パターン
・臥床時の腰背筋群
・特徴的な術後臥位姿勢
・この姿勢からでは機能的・協調的な股関節運動はできない
・立ち上がり
・複合的な股関節の屈曲運動を考える
・骨構造からみた屈曲の制限因子
・股関節の適合性
・股関節の適合性と骨盤大腿リズム
・過度な骨盤前傾
・腰椎アライメントと骨盤大腿リズムの破綻
・Head positionの重要性
・介入ポイント
・環椎横突起の触診
・後頭下筋群のリリースと頚長筋・頭長筋の促通
・腰背筋の過剰収縮抑制
・介入前後の臥位姿勢

6．術翌日から4日目の評価と介入
・股関節屈曲運動の方向の違いは?
・股関節のloose-packed psitionと安定化メカニズム
・筋スパズムの軽減のための治療
・股関節安定性の評価
・簡易な股関節機能評価
・股関節安定化の治療

7．術後4日から1週の評価と介入
・介入前後の立ち上がり
・勢いを作り出すシステムいついて考えてみましょう
・坐骨,足部への加重

8．術後2週から3週以降の評価と介入
・術後に残存しやすい歩容
・立脚初期における股関節の内転運動
・骨盤側方制動の確認と構築
・股関節求心位の構築(中殿筋後部線維)
・トレイリングポジション
・ターミナルスタンスでの下肢伸展の構築