ピラティスとヨガ、どちらが医療介護現場で使える?|Medical Contents

2023.10.28
ピラティスとヨガ、どちらが医療介護現場で使える?
5分で学べるミニレクチャー動画
ピラティスがいま、かなりブームになっています。
医療現場に医師が主導で取り入れている県もあります。
ピラティスというと、ヨガに近いイメージを持っている方が多いかもしれませんね。
正直どんな違いがあるのか説明できないという方がほとんどだと思います。
ヨガとピラティスは似ているところもありますが、明確な違いがあります。
ざっくり説明すると、ヨガは呼吸法や瞑想、ポージングといった動かない状態で心身を磨いていくイメージで、
ピラティスはインナーマッスルや体幹を身体を動かすことを通して、健康的に鍛えていくイメージでとらえて良いかと思います。
生活場面やリハビリでは身体を動かすことが大事になるので、医療介護分野で使いやすいのは、どちらかというとピラティスだと思います。
講師の中村尚人先生は、本の出版も多くあり、TARZANなどの雑誌やメディアで有名です。
その中村尚人先生から教えていただいたピラティスは
対症療法ではなく、原因にアプローチする考え方が根本にあります。
一般的にはリハビリは、対症療法になりがちです。
可動域制限や筋力低下はに対してセラピストは、可動域訓練や筋力増強訓練をします。
でもよくよく考えてみれば、それらは対症療法でしかありません。
可動域制限や筋力低下になった原因が存在しているはずなのに、現場ではそれを忘れてしまっているかのようです。
中村先生はそのことに警鐘を鳴らしています。
今こそ中村先生の考えをもとにしたピラティスを医療介護分野に取り入れていくべきと本気で考えています。
みなさんは、ぜひとも障害の本当の原因に目を向け、原因に対してアプローチできるセラピストになっていただきたいと思っています。
中村尚人先生のアーカイブをご覧になりたい方はこちらからチェックしてみてください。
テーマ:
関連コラム
CATEGORY
人気記事
テーマ
All for the therapist
全てはセラピストの成長と、たくさんの笑顔のために